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会長
Ph.D.津田 邦和(Kunikazu TSUDA)

会長

 

1996年、4人の仲間たちが集まり、ネットコンピューティング(ASP、現在クラウド)を提唱してから、すでに20年以上が経過しました。ちょうどその直前に、ボストンとシリコンバレーに少し長い出張の機会があり、地元のベンチャーと会話をする機会によって、IT世界の大きな変化について強い感触を得ていました。MITやスタンフォード、パルアルトの周辺では当時の私にとって多くの衝撃となる研究開発やイベントが短期間に集中的にあったようです。結果として、予想どおり世の中はネットとクラウドが常識化し、現在ではそれについての説明や説得をする必要はなくなりました。

80年代からシリコンバレーで議論していた「分散コンピューティング」も「ユビキタス」も「インビジブル」も「データセンター」も「広帯域光多重通信」も、いよいよ大規模に現実化しました。それらの国内市場規模だけで2兆円にまで成長しました。

 

次のステージはさらにビジネス展開が5兆円に向けて巨大化することから、極めて重要な局面となります。大きなビジネスの成功と従来ITの衰退が、顕著に具現化してくことでしょう。おそらくクラウドは従来ITを大規模に飲み込むことと合わせて、デジタルイノベーションの中核となり新しい市場と付加価値を創出します。これらの予想は、クラウド仲間の間では、確実に現実化すると考えられています。

 

しかし、人や立場によって重要テーマは異なっていくと思います。ある企業・ある立場の人たちにとっては従来SIビジネス・レガシーノウハウの価値の破壊となり、クラウドシフトによって会社と自分自身を守らなければなりません。また、ある企業・ある立場の人にとっては、新しい事業の立ち上げで高い創造性が要求され、早期にかつ的確に新事業の具現化によって会社と自分自身の発展が必要となります。

 

まさに創造と破壊が混在しながら急速にIT業界を襲うため、それに対応しなければなりません。
 

しかし現実には、顧客にクラウド説明できる営業は極めて少なく、オンプレミスとクラウドのコスト比較に電気料金を入れないなどの例がほとんどです。さらには、サーバ集積度が高まり、かつ電気料金が2010年比較で40%以上も高騰しているにも関わらず、低効率なDCによって商談に負ける例が多くみられます。マスコミは派手なデジタルイノベーションばかりを記事にしますが、ビジネスとしてインパクトが大きいのは、国内における20~30兆前後の従来ITのかなり大きな領域がクラウドにシフトすることです。話は地味ですが、いくつかの企業にとっては消滅や衰退を免れることはできません。

 

従来ITのシフトとデジタルイノベーションによる新しい価値創出は、両方を展望する必要があります。

 

それらを背景として、最近プロジェクト支援依頼や研修依頼などが非常に多くなりました。
市場が急激に変化するのですから、経営戦略の変換・人材育成・新付加価値創出は急ぐ必要があります。

このような状況下で、私個人の活動は20年以上となり、NCRI株式会社も設立10年以上となりました。

是非皆さまと一緒に、これからの大きなクラウドの波に向かって、皆様とご一緒に多くの付加価値創出や、現在のIT事業の守りと変革発展のための活動にまい進したいと考えております。

 

 

【略歴】
 1980年代より、動的HTMLによるアプリケーションのサービス化研究、インビジブルコンピューティング(のちのユビキタス)のための光センサータッチパネルの特許取得、SLAとクラウドマネージメントの研究、世界初の寒冷地グリーンエナジーデータセンターの提唱と実証実験等に従事し、1996年には友人たちとの共同による国内初のASPの提唱と推進団体設立を実施、関連する国際会議の事務局長等も歴任。
 その後20年間に20以上のクラウド関連団体役員・政府自治体委員・民間企業役員顧問等を務めSLA、クラウドセキュリティ、データセンター開示項目等のガイドライン初版策定・政府プロジェクトモデル実験・民間プロジェクト等に携わる。
 これらの活動を通し、「クラウド(当時ASP)モデルの普及推進」「モバイルクラウド」「寒冷地GEDC技術」をメンバーと共に世の中に輩出、数々の市場創出・新規事業立上げ経験からNCRI/NCP/震災後に東北産業振興協会を起業。
 現在は、これまでの製品開発及び新規プロジェクト推進、マーケティング経験に自らの経営経験を活かし、寒冷地型データセンター設計や、クラウドプロデューサー育成、民間企業クラウド事業コンサル、経営コンサル、大学/専門学校講師、企業・団体役員顧問等に従事し、実戦に則した企業支援を行っている。

 

 

コンサルタント紹介

[プロモーター] [IT・クラウド通訳]

熊谷 恵津子(くまがい えつこ)
富士通様、NHKMT様の事業推進のご支援や、ハイパーローカル新聞プロジェクト推進を担当しています。お客様にクラウド利用のメリットをお伝えしアプリ企画やマーケティング、各種プロデュース提案を行っています。
 
企業のシステムだけではなく、社会や生活を豊かにできるのが本来のIT・クラウドのメリットだと実感しています。少しでも多くの方にこの魅力をお伝えして行きたいです。#世の中にもっとITクラウドを

 

 

 

企業理念

1、ネットコンピューティング(クラウド)イノベーションの先導と創出
  ・将来の技術予測とアイデアによる新しいビジネスモデルや新しい技術の考案創出

 

2、日本のITビジネスの革新
  ・国内ITベンダーの受託体質らの脱却支援

  ・ITを活用したビジネスの新しい付加価値の創出

 

3、ネットコンピューティング(クラウド)による社会貢献

事業内容

クラウド事業の成功に必要不可欠な、IT導入、人材育成、営業、マーケティングのコンサルティングだけでなく、人脈提供やサービス開発まで、クライアント企業にとって最善のソリューションを提供し事業を成功へと導きます。

会社概要

社名 NCRI株式会社
代表者 会長 津田 邦和
本社 〒107-0061
東京都港区北青山2-7-26  Landwork青山ビル 2階 CROSS COOP内 アクセス
電話:03-6890-0677
設立 2008年 7月
資本金 1,000,000円
事業概要
  • ■クラウド事業支援
  • ■データセンター事業支援
  • ■セールス&マーケティング支援
  • ■クラウドプロデューサー(クラウド人材)育成
  • ■その他、ビジネス・アプリ企画等
取引銀行 みずほ銀行、三井住友銀行

主な取引先

 

取引実績(一部抜粋、敬称略、あいうえお順)

 

■ユーザー企業のクラウド導入&DX支援

 

●デジタルメディア配信サービスプロジェクトの発案・事業構築・サービス提供支援|

●FAX受注のAI-OCRサービス導入支援|流通卸最大手

●放送キー局A社のクラウド導入ガイドライン

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