クラウドブログ

2019.05.27 「クラウドファースト」時代だからこそ、改めて考えたいクラウド「選定」

サイバー攻撃への対応|安全保障

 

参照|2019年2月6日 読売新聞より

政府は、インターネットを通じてデータを保管する「クラウド」の安全性を認証する制度を2020年に導入する方針を固めた。政府の関係機関は認証を受けたクラウドしか使えないようにする。電力や水道など重要なインフラ(社会基盤)を担う企業にも「安全なクラウド」の利用を求め、中国などによるサイバー攻撃に対する防御を固める。

 

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「安全なクラウド」とは何でしょう?政府の基準にも注目すべきですが、重要な情報とは電力、水道などの社会基盤だけなのか?民間企業は自社で考え基準を設けていかなければなりません。

 

何気なく利用し始めているAI/IoTもそうです。集積しようとしているデータは、ライフスタイルに関わるあらゆる情報が含まれます。個人情報でなければ重要ではないのでしょうか?銀行の口座情報・取引情報のようなものは、企業や日本経済に大きな影響を及ぼす重要データではないでしょうか?止められても大丈夫ですか?

 

などなど、今まで、何となく「クラウド」利用してきました。「クラウドはブラックボックスで良い」とされて来ましたが、本格的な普及を目の前に、クラウドの本質を見極めて利活用を検討する時期だと思います。

 

NCRIではクラウドの構造上、データは必ずデータセンターに集約されることを理解してたので、「アプリケーションや扱うデータの特性を考慮したクラウド(データセンター)選定」を推奨してきました。

 

いよいよ、ユーザ企業もこのことに着目し始めてきたようです。もう「クラウドならどこでも良い。」は通用しません。問題が起こってからでは間に合いわないからです。

 

クラウド時代は、IT企業側がユーザニーズをヒアリングし、最適なクラウド最適を行うことで、ユーザに安心・安全を提供することが必要です。

 

 

 

 

 

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