2019.04.10 【津田ブログ】平成最後のクラウドブログ
平成最後の4月にあたって、これまでとこれからと。
1996年に経産省総務省と会話を始めて、国内ベンダー200社との
討議と国際ASP会議の事務局長としてスタートしたクラウド推進活動。
思えばあっという間のクラウド産業創生の23年でした。
・FTTH
・動的HTML
・シンクライアント
・データセンター
・デュアルコア
・仮想化
矢継ぎ早に技術バックヤードが揃いました。
それとは別に、90年代前半から2000年にかけて、自身の研究開発テーマと、
その特許化と、MIT卒業生ベンチャーとのアライアンスビジネスも平行して
いたので、最初の5年は他人のクラウドのことまで・・・と死にそうでした。
(ボストンは遠かった!)
しかし産業創生もミッションと思い、とにかくASPによるパラダイムシフトの説明、
官僚向けのPPTと企業向けのテキスト作りと、大学講義資料作り。
さらには実例作りの公的プロジェクトとDC建設の毎日。
それでも最初は相手にしてくれる人は国内では少数。
その後の経過はいろいろありましたが、2019年現在、国内2兆円から
3兆円へあっという間のできごとでした。
最近は、特に自治体・地方銀行・民間を含めた基幹系の展開が本格化した
のでもうクラウドは私が「説得」とか「説明」ではなく、各自の生きるか
死ぬかのテーマとなりました。
ところが、そうでもないのです。
最近驚くようなことがありました。
ある企業のトップ(ほんとにトップ)と突っ込んだ話をしたのですが、
実はクラウドの
■戦略検討をきちんとしていない。
■営業的にもどのように売り分けしていいのか整理されていない。
■社内も社員によって認識に大きなバラツキ。
私としては「え~!?ビッグカンパニーで、それはないでしょ」です。
ということで、20年前にクラウドセミナーと教育を徹底的にやった
といっても、彼らの多くはもう定年していないのか。やり直すか!
これからが大事なのですね。せっかく大市場が開花するのです。
もう一度、以前とは異なるレベルと規模で「クラウドの基礎と販売と
プロジェクトメイキングの詳細教育」の依頼が多数。
それにこれからの新スキームでは、プライベイトクラウドとパブリッククラウドの
融合(と言ってもハイブリッドではない)というイノベーションもあるし。
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今年は15回くらい合計2000名になるかという勢いです。
これまでの23年間で最も教育が忙しくなりそう。
(でもなんか違和感が・・・また教育かよ~ていう感じ)
でも、市場での動きが厚みを持っているので当然であり、流れなのかも。
みなさんも、クラウド市場はこれからが本番で大規模化。
やれる人・企業とやれない人・企業が明確に分かれると思います。
大成功企業と消滅する企業、シュンペータ先生の言ったとおり。
それはそれとしても、私の体力は続くだろうか、最後のご奉公として、
やるしかないが。
今はもう4月です。
とりあえず、それと対照的に「暗い部屋」の中で、しんどいけれど300ページ
のクラウドプロデューサテキスト改訂・執筆。
若干ノイローゼ気味になりつつ。
受講生の皆さん(そういえばその企業のトップも受講したいとか)セミナー
でお会いしましょう。
以上



