2021.04.01 津田さんの歴史とクラウドの歴史
NCRIにアシスタントとして入ってクラウドについて勉強をはじめたばかりですが
ブログを担当することになりました。
クラウドに触れるなかで驚いたことやNCRIの活動をご紹介したいと思います。
NCRIは、NCRIイコール津田さんではありますが、
日本のクラウドの父ともよばれる津田さんと、
その想いの実現に熊谷さん、佐藤さんが加わり
三位一体となってクラウド普及を推し進める刺激的な会社です。
クラウドの魅力を知りたくて調べていると、
津田さんの研究者としての歴史と日本のクラウドの歴史が重なることが多くて引きこまれます。
津田さんは工学博士として、
システム設計学、クラウドコンピューティング、データセンター設計を専門としていますが、
津田さんの1980年~1995年の研究開発時代には、
のちのユビキタスの研究やWebサービスの原型の研究、
クラウドやユビキタス環境のためのハード・ソフトの研究、、等々に
尽力されていらっしゃいます。
(詳しくは(正しくは?)津田さんの経歴をご覧ください!)
クラウド世界は1960年代から始まっているそうで、
津田さんの研究開発時代と重なる1980年代、1990年代では、
データ送受信によるコンピューターの利便性アップや、現在のクラウドの原型ASPが登場し遠隔での
アプリケーション利用・データ保管のサービスによる数々のメリットが出現しはじめた時代で、
1995年はクラウド黎明期と呼ばれているそうです。
世界のクラウドの歴史に出てくる研究者の人たちのなかには、
津田さんの切磋琢磨のよき友人の方もいるようで、
セミナーでエピソードが出たときは驚いてしまいました。
1995年前後、津田さんは日本国内のクラウド普及活動として、
政府クラウド国際会議事務局長、国内最初のクラウド業界団体創設、
超低消費電力DC寒冷地GreenEnergyDataCenter(外気と雪氷を活用したDC)の発案者、
北海道GEDC研究会会長、寒冷地GEDCフォーラム会長、他を歴任。
クラウドの黎明期から要職に就いています。
ひとつひとつにストーリーがあるので、また少しずつご紹介できたらと思います。