2021.04.15 世界初!究極の省エネデータセンター
NCRIに入って驚いたことはまだまだあります。
世界初!のテーマが多い!そしてビジネスにつなげ実績を残していること!
最近はSDGsのおかげで一般の人にも
データセンターも省エネルギーが当たり前だと認識されています。
その始まりは1990年後半。
ICTもCO2発生源として扱われはじめます。
ちょうどその頃に津田さんは電気通信大学大学院で
DC冷房方法の研究をスタートしています。
後の世界初の雪氷冷房技術を導入し、機械空調を使わない、
究極の省エネデータセンターにつながっていきます。
圧倒的な知識と経験から、10年先、20年先の未来が見えていたのでしょうか。
2007年総務省「地球温暖化への対応に向けたICT政策研究会」が発足され、
データセンターの消費電力が急激に増大するとの報告、
業界・官公庁・有識者への説明と協力の呼びかけが行われました。
2008年には北海道GEDC研究会が発足し、
津田さんが会長となって、中間報告「寒冷地冷房用電力消費量研究結果」を発表。
北海道GEDC研究会は、津田さんがシリコンバレーモデルのプロセスを
実施するために設立したNCAの活動のひとつ。
ゼネコン、空調会社、IT企業、DC関連企業、
ピーク時は約100名からなる国内最大の研究組織として
自由な雰囲気でGEDCの具現化のための方法と技術課題発掘、
その対応技術の検討、議論が活発に行われたそうです。
この北海道GEDC研究会においてその後寒冷地における効率的DC技術が考案され、
東北・新潟へと展開して現在の寒冷地GEDC推進フォーラムへと発展していきます!